
期:2026年3月24日(火)~9月27日(日)
西田幾多郎は日頃どんな生活を送っていたのでしょうか。家族や友人、弟子たちが残した西田との思い出や、西田の日記、短歌をたどっていくと、少しずつ見えてくるものがあります。三女静子が残したアルバムの中には、家族との他愛もない日々を切り取った写真が多数残されており、当時の西田家の様子が眼前に広がっていくように感じられます。
残された写真や資料をたよりに、人間・西田幾多郎の飾らない姿を紹介します。
西田幾多郎没後80年特別展『波紋-のこされた人々-』
会期:2025年9月30日(火)~2026年3月22日(日)
西田幾多郎は一九四五(昭和二十)年六月七日、鎌倉の自邸で亡くなりました。戦時下で交通事情が悪い中を家族や教え子が鎌倉に集まり、親友鈴木大拙が中心となって東慶寺で葬儀が執り行われました。幾多郎の遺骨は、鎌倉 東慶寺、京都 妙心寺霊雲院、故郷の石川県かほく市の三ヶ所に分骨されました。幾多郎の死に直面した大拙は慟哭し、弟子たちは師を失った悲しみを隠しませんでした。彼等の手記を通してのこされた人々の姿を紹介するとともに、幾多郎没後の歴史を振り返ります。
我等は先生の投せられたる一波紋となりて
広く大海の彼方にまでこれを及ぼさんことを期す
山内得立「弔辞」京都哲学会代表 一九四五(昭和二十)年六月十三日
