ASAMI, Hiroshi Lab. 浅見洋研究室

イベント情報

 

からだやこころ、ことばや文化の壁(バリア)から自由(フリー)になるには?
いろんな意味のバリアフリーについて
考える本を50冊選びました。
哲学館ホワイエに期間限定の読書空間が出現します。
本を手にとって、読んで、考えてみてください。

■本の展示会
展示期間:2025年1/25(土)~3/9(日)
会場:哲学館B1Fホワイエ<入場無料>

■哲学カフェ
①1月26日「みんなと違うとかわいそう?」
②2月9日「男女平等?」
③3月9日「「世代が違う」と感じるとき」
時間:各回13:30~15:30
定員:各10名(要申込・先着順・参加費無料)
会場:哲学館ホワイエ
進行:髙谷掌子(石川県西田幾多郎記念哲学館研究員)

※哲学カフェは、集まった者同士で身近なテーマについて語り、考えるイベントです。手話通訳をご希望の方は、申込時にお知らせください。
参加申込は各回1か月前から1週間前まで哲学館で受け付けます。
(076-283-6600/nishida-museum@city.kahoku.lg.jp)

禅文化体験会~哲学館で坐禅をしてみよう~

西田幾多郎に多くの影響を与えた禅の世界を体験してみませんか?坐禅初心者の方も大歓迎です。

日時:2025年2月8日(土)17:00~19:00

会場:哲学館 5階 展望ラウンジ

講師:川端 孝法 氏(金沢市松山寺住職)

定員:30名 ※要申込・先着順(1月4日~受付開始)

対象:中学生以上

参加費:無料

Nishida Symposium 2025-01-25

2025年1月25日に「中日の近代哲学・思想の交差とその実践 第11回共同研究会 西田幾多郎没後80周年記念シンポジウム」が開催されます。

日時:

2025年1月25日(土) 10時-18時20分

内容:

2025年は戦後80年であり、ちょうど西田幾多郎没後80周年に当たる。本シンポジウムはこれを契機に、「越境する知としての西田哲学」というテーマを設定して、西田幾多郎没後80周年記念シンポジウムを開催することを通じて、西田哲学と現代社会とのかかわりを考察しつつ、その哲学の学際的な性格やさまざまなポテンシャルを模索しようと試みるものである。

プログラム:

【講 演】
時 間:10:00-11:00
司会者:嶺秀樹(関西学院大学)
講演者:藤田正勝(京都大学)
テーマ:「精神病理学と哲学のあいだ―西田幾多郎と木村敏」

【発 表】
時 間:11:00-11:40
司会者:福家崇洋(京都大学)
発表者:浅見洋(西田幾多郎記念哲学館)
テーマ:「終末期ケアのパラダイム転換と西田幾多郎の終末論―エンドオブライフケア成立の背景」

時 間:11:40-12:20
司会者:秋富克哉(京都工芸繊維大学)
発表者:杉村靖彦(京都大学)
テーマ:「物来りて何を照らすか?―西田哲学と「もの」の現在」

昼休み:12:20-13:30

【パネル】:13:30-14:30(60分、一人15分)
共通テーマ: 【越境する知としての西田哲学】
パネラー :福家崇洋(京都大学)  「西田幾多郎と経済学」
広瀬一隆(京都府立医科大学・京都新聞)  「惨劇の遺族を取材する意味―西田哲学を通して考える」
張政遠 (東京大学)  「AI西田幾多郎について」
廖欽彬 (中山大学)  「西田幾多郎の場所論とメディア、AI」
司会者: 浅見洋(西田幾多郎記念哲学館)

【発 表】
時 間:14:30-15:10
司会者:杉村靖彦(京都大学)
発表者:フォンガロ・エンリコ(南山大学)
テーマ:「芸道・武道における永遠の今の自己限定の体験」

休 憩:15:10-15:20

時 間:15:20-16:00
司会者:フォンガロ・エンリコ(南山大学)
発表者:太田裕信(愛媛大学)
テーマ:「ニヒリズムと宗教―西田幾多郎と西谷啓治のドストエフスキー解釈をめぐって」

時 間:16:00-16:40
司会者:太田裕信(愛媛大学)
講演者:中嶋優太(石川県立看護大学)
テーマ:「西田幾多郎新資料研究の現在」

休 憩:16:40-16:50

時 間:16:50-17:30
司会者:広瀬一隆(京都府立医科大学・京都新聞)
講演者:郭旻錫(京都大学)
テーマ:「東アジア哲学における二つの形而上学―西田幾多郎の「実在」と熊十力の「実体」について」

【総合討議】17:30-18:20
司会者:廖欽彬 (中山大学)
コメンテーター:嶺秀樹(関西学院大学)、秋富克哉(京都工芸繊維大学)、有坂陽子(ヒルデスハイム大学)

懇親会:18:30-

登壇者:
藤田正勝(京都大学)
嶺秀樹(関西学院大学)
浅見洋(西田幾多郎記念哲学館)
杉村靖彦(京都大学)
福家崇洋(京都大学)
フォンガロ・エンリコ(南山大学)
秋富克哉(京都工芸繊維大学)
有坂陽子(ヒルデスハイム大学)
太田裕信(愛媛大学)
中嶋優太(石川県立看護大学)
張政遠(東京大学)
郭旻錫(京都大学)
広瀬一隆(京都府立医科大学・京都新聞)
廖欽彬(中山大学)

会場:

京都大学大学院人間・環境学研究科棟地階大講義室

入場料:

無料

参加方法:

対面、申込み不要/当日直接ご来場ください。

使用言語:

日本語

主催:

京都大学人文科学研究所、京都大学人間・環境学研究科学術越境センター

お問い合わせ:

京都大学人文科学研究所 総務掛
〒606-8501 京都市左京区吉田本町
TEL:075-753-6902(月~金 9:00~17:00)
E-mail:z-academy[AT]mail2.adm.kyoto-u.ac.jp
(スパムメール防止のため、@マークは画像にしています)

2025年は、西田幾多郎の妻・寿美の没後100年の節目となります。寿美が作っていた薔薇の造花を作ってみませんか?寿美が書き写したメモをもとに、当時の造花を再現します。

日時:2025年1月18日(土)
①10:00~12:00 午前の部は定員に達しました。キャンセル待ち受付となります。
②14:00~16:00
会場:哲学館 4階研修室
定員:各10名 ※要申込・先着順(12/18~受付開始)
対象:中学生以上
参加費:300円(高校生以下、友の会会員は無料)

【申込先】
⽯川県⻄⽥幾多郎記念哲学館
〒929‐1126 ⽯川県かほく市内⽇⾓井1
TEL:076‐283‐6600 FAX:076‐283‐6320
E‐mail:nishida‐museum@city.kahoku.lg.jp

 

企画展『奥能登の風光』

 

会期:10月1日(火)~2025年3月23日(日)

故郷を思う私の気持の基礎になっているのは、文明や文化の毒に災いされずにまだ多く残っている、古代的な(という意味は原日本的な)風光の跡である。(西谷啓治「奥能登の風光」より)

西田幾多郎の教え子で、石川県能登町宇出津うしつ出身の哲学者、西谷啓治(1900-1990)。その生涯のうち、実際に奥能登に住み、過ごした時間は短いものでしたが、故郷をこよなく愛し、度々足を運んでいました。
令和6年元旦に発生した地震により、その奥能登の風光も大きく変化しました。故郷の風光が護持されることを願った西谷がこの災害に直面していたとしたら、どのように感じ、どのような言葉を紡いだでしょうか。
西谷が残した言葉を通して、これからの能登のこと、それぞれの「ふるさと」のことを考える契機となれば幸いです。

📖企画展図録の販売を開始しました📖
価格:500円(展示室ご利用の方、友の会会員様は350円)

浅見 洋 ASAMI, Hiroshi

asami@ishikawa-nu.ac.jp

石川県西田幾多郎記念哲学館長石川県立看護大学特任教授

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