ASAMI, Hiroshi Lab. 浅見洋研究室

西田哲学

西田幾多郎のノート類研究資料化と哲学形成過程の研究

平成30年度科学研究費補助金・基金助成金【基盤研究(B)】

研究目的

2015年11月、近代日本を代表する哲学者西田幾多郎の遺族から直筆ノート約50冊と大量の考察メモ、原稿類(積み重ねた厚さ30cm)などが石川県西田幾多郎記念哲学館(館長:浅見洋)に寄託されました。ノート類には新版『西田幾多郎全集』(岩波書店)にも未収録だと推測される資料がかなり多く含まれていました。しかし、寄託資料は水損、カビ、虫食い、インクの流出等、汚損が激しいことから、現在(2016年10月)修復作業中です。本研究では修復作業を終えて、判読可能な史料から順次翻刻して、研究資料化を図っています。次いで公刊されている資料、哲学館等が既に所蔵する資料と照らしながら、新資料と判断されるものの分析、解読、公開を行って、西田哲学の形成過程を再考すると同時に、その近代日本哲学史上の意義を解明することを目的としています。

 

西田幾多郎未公開ノート類研究資料化報告1

西田幾多郎未公開ノート類研究資料化報告1(2017)刊行

石川県西田幾多郎記念哲学館では2015年秋、西田幾多郎の遺族宅にて発見された西田の直筆資料の修復、翻刻のプロジェクトを進めておりますが、このたび、これまでのプロジェクトの経過と成果をまとめた報告書を刊行いたしました。「報告1」には「修復と翻刻の経緯」、プロジェクト関係者の「寄稿」およびプロジェクトで翻刻した西田の倫理学講義ノート第一分冊の「翻刻」を収録しています。

哲学館にて1,500円で販売しておりますので、ご来館いただくか、お問い合わせください。

浅見 洋 ASAMI, Hiroshi

asami@ishikawa-nu.ac.jp

石川県西田幾多郎記念哲学館長石川県立看護大学特任教授

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