デジタル時代の身体を考える―西田哲学からの新たな視座―」が開催されます(2025年5月23日)
人と社会の未来研究院「立ち止まって、考える」が後援するイベント、「デジタル時代の身体を考える―西田哲学からの新たな視座―」が2025年5月23日(金)に東京・代官山・蔦屋書店3号館で開催されます。
【イベント概要】
「デジタル時代の身体を考える―西田哲学からの新たな視座―」 上原麻有子・長谷川祐子・浅見洋トークイベント
日時:2025年5月23日(金)19:00~20:30(15分前より入場/接続可能です)
場所:蔦屋書店3号館 2階 イベントスペース/Zoom配信
主催:代官山 蔦屋書店、京都大学
後援:朝日新聞社、岩波書店、ナカニシヤ出版、京都大学人と社会の未来研究院「立ち止まって、考える」
問い合わせ先:daikanyama.tsutayabooks.onlineevent@ccc.co.jp

6月7日は西田幾多郎の命日です。居士号「寸心」より命日を寸心忌とし、例年記念講演会を行っています。お気軽にご参加ください。
「西田幾多郎の宗教哲学-真宗との関係を中心に-」
講師:竹村 牧男(筑波大学名誉教授 東洋大学元学長・名誉教授)
日時:6月8日(日)13:30~
会場:西田幾多郎記念哲学館 地下哲学ホール
※入場無料・申込不要
西田幾多郎の机上に残された「私の倫理について」、そこに込められた哲学者の思いを紐解きます。
講師:浅見 洋(石川県西田幾多郎記念哲学館館長)
会場:哲学ホール(石川県西田幾多郎記念哲学館内)
受講料: 500円 (※申込不要)
※こちらの講演会は、西田幾多郎哲学講座の第1回目を兼ねております。講座の年間受講者の方は、受講料は不要です。
【シリーズ震災カフェ】では震災後の生活のなかで気になるテーマを取り上げていきます。被災した人、被災していない人、どなたでもご参加ください。
イベント主催:石川県西田幾多郎記念哲学館
会場:石川県西田幾多郎記念哲学館 5階展望ラウンジ
定員:15名(要申込/先着順)
参加費:ワンドリンク制
(当日、哲学館の喫茶テオリアでドリンクをテイクアウトしてお持ちください。250円)
申込先:ふらふら哲学カフェ
(石川県立看護大学 中嶋優太研究室)
下記のフォームよりお申し込みください。
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会期:2025年3月25日(火)~9月28日(日)
西田幾多郎は一九四五(昭和二十)年六月七日、鎌倉の自宅で亡くなりました。七十五歳の生涯を終える直前まで、幾多郎は自らの考えを形にし、それを後輩たちに理解してもらいたいと願いながら、必死に書き続けました。同時に、戦況が悪化し紙の配給が途絶えるなかで、幾多郎の論文刊行に尽力した多くの人々がいました。幾多郎の決死の覚悟と、その願いを叶えようと奔走する彼等の姿を紹介します。
ヘーゲルがイェーナでナポレオンの砲弾を
聞きつゝ現象学を書いてゐたといふつもりで
毎日決死の覚悟を以て書いてゐます
(1945年4月12日、久松真一宛書簡) |
【公開シンポジウムのご案内】
《「へだたり」の哲学、人間理解の深化、共生社会の模索
―牧野英二著『京都学派とディルタイ哲学』をめぐる対話―》
■日時:2025年2月22日(土)13時00分から17時30分
■会場:法政大学市ヶ谷キャンパス ボアソナード・タワー
26階 スカイホール
※ 対面+オンライン(Zoom)併用開催 (ハイフレックス方式)
〇交通 飯田橋駅,市ヶ谷駅より徒歩10分
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◆趣旨
牧野英二著『京都学派とディルタイ哲学―日本近代思想の忘却された水脈』(法政大学出版局、2024年8月)は、ヴィルヘルム・ディルタイ(1833-1911)の哲学が深くかつ静かに京都学派の哲学に影響を与え続けた経緯を浮き彫りにしました。同書は独日の哲学交流史に関する精緻な研究であると同時に、ディルタイに淵源する「歴史的理性批判」を、京都学派の伝統を超えて、現代日本社会に差し向けようとしています。そうした挑戦的な意図に共感して、このたび私どもは、同書を起点として《「へだたり」の哲学、人間理解の深化、共生社会の模索》へと議論を発展させる公開シンポジウムを企画しました。
第Ⅰ部では野家啓一氏をお招きし、『科学の解釈学』の「科学的理性批判」および『はざまの哲学』ともすり合わせて、牧野氏と対談をしていただきます。第Ⅱ部は近代日本哲学研究の第一線で活躍する諸氏による同書の合評会で、第Ⅲ部では、同書の《「へだたり」を哲学する》という基本精神を踏まえて、フロアの皆さまも交えて「人文学の使命」や「共生社会の模索」について意見交換をしたいと思います。
専門の哲学研究者のみならず、哲学に多少とも興味のある大学生・高校生はもちろん、一般市民の皆さまにも、是非とも気軽に足を運んでいただきたいと思います。
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◆プログラム(簡易版)
※ 詳細については、以下のURLのリンクをご覧ください。
公開シンポジウム・法政大学
日時:2025年3月8日(土)13:30~15:30
場所:石川県西田幾多郎記念哲学館哲学ホール
講師:浅見洋(西田幾多郎記念哲学館館長)
題目:西谷啓治「奥能登の風光」―受け継がれる故郷という原体験ー
内容:西谷の生涯をたどりながら、西田野の思想や故郷への思いについて語ります。
*今年度最後の西田幾多郎記念哲学館の講演会です。また、この機会に奥能登をこよなく愛した西谷啓治の哲学に触れると同時に、震災からの復興、そして自分自身の故郷の体験を振り返って見ましょう。
講師:⻄村 拓⽣ ⽴命館⼤学教授
第9回: 2025 年 3 ⽉1⽇[⼟]午後1時30分
西田幾多郎と木村素衞 —京都学派教育学の系譜—
第10回: 2025 年 3 ⽉2⽇[⽇]午前10時
木村素衞の教育思想 —「一打の鑿」と「表現愛」—
■ 講座内容紹介
木村素衞は、加賀の橋立に生まれ、京都大学で西田幾多郎に師事した教育学者です。もとは哲学・美学が専門でしたが、おそらく西田の勧めもあって、教育学に転身しました。二人の交流を起点とする京都学派の教育学について、とりわけ「表現愛」をキーワードとする木村の教育思想について考えます。
■ 専門分野 教育人間学、教育哲学、教育思想史
■ 主な著書・論文
『「美と教育」という謎―プリズムとしてのシラー『美育書簡』』
(東京大学出版会)
『教育哲学の現場―物語りの此岸から』(東京大学出版会)
*今年度最後の哲学講座です。
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からだやこころ、ことばや文化の壁(バリア)から自由(フリー)になるには?
いろんな意味のバリアフリーについて
考える本を50冊選びました。
哲学館ホワイエに期間限定の読書空間が出現します。
本を手にとって、読んで、考えてみてください。
■本の展示会
展示期間:2025年1/25(土)~3/9(日)
会場:哲学館B1Fホワイエ<入場無料>
■哲学カフェ
①1月26日「みんなと違うとかわいそう?」
②2月9日「男女平等?」
③3月9日「「世代が違う」と感じるとき」
時間:各回13:30~15:30
定員:各10名(要申込・先着順・参加費無料)
会場:哲学館ホワイエ
進行:髙谷掌子(石川県西田幾多郎記念哲学館研究員)
※哲学カフェは、集まった者同士で身近なテーマについて語り、考えるイベントです。手話通訳をご希望の方は、申込時にお知らせください。
参加申込は各回1か月前から1週間前まで哲学館で受け付けます。
(076-283-6600/nishida-museum@city.kahoku.lg.jp)
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禅文化体験会~哲学館で坐禅をしてみよう~
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西田幾多郎に多くの影響を与えた禅の世界を体験してみませんか?坐禅初心者の方も大歓迎です。
日時:2025年2月8日(土)17:00~19:00
会場:哲学館 5階 展望ラウンジ
講師:川端 孝法 氏(金沢市松山寺住職)
定員:30名 ※要申込・先着順(1月4日~受付開始)
対象:中学生以上
参加費:無料
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