ASAMI, Hiroshi Lab. 浅見洋研究室

2024年度の記事

図説『かほく市の歴史と文化』かほく市(「かほく市史編纂委員会)2025年12月1日が刊行されています。

浅見は近代14「西田幾多郎」、近代19「高橋ふみ」、現代14「石川県立看護大学の開学」、現代15「石川県西田幾多郎記念哲学館の設立」を執筆しました。

定価:2,000円

 

今後、能登町史の資料編が刊行予定です。

故郷を思う私の気持の基礎になっているのは、文明や文化の毒に災いされずにまだ多く残っている、古代的な(という意味は原日本的な)風光の跡である。(西谷啓治「奥能登の風光」より)

西田幾多郎の教え子で、石川県能登町宇出津うしつ出身の哲学者、西谷啓治(1900-1990)。その生涯のうち、実際に奥能登に住み、過ごした時間は短いものでしたが、故郷をこよなく愛し、度々足を運んでいました。
令和6年元旦に発生した地震により、その奥能登の風光も大きく変化しました。故郷の風光が護持されることを願った西谷がこの災害に直面していたとしたら、どのように感じ、どのような言葉を紡いだでしょうか。
西谷が残した言葉を通して、これからの能登のこと、それぞれの「ふるさと」のことを考える契機となれば幸いです。

📖企画展図録の販売を開始しました📖
価格:500円(展示室ご利用の方、友の会会員様は350円)

『町制20周年記念 能登町の歴史と文化』能登町(「図説 能登町の歴史と文化」編纂委員会」)2005年3月1日が刊行されましいた。

浅見洋が執筆した箇所は、近現代30「宇出津生まれの哲学者 奥能登から世界に羽ばたいた『空の哲学者』」です。

今後、能登町史の資料編が刊行予定です。

https://www4.city.kanazawa.lg.jp/soshikikarasagasu/bunkaseisakuka/1/gendaikaigi.html

西田博士は、哲学だけでなく、芸術の分野にも深い関心を寄せ、自ら多くの短歌や漢詩、書を残しています。かほく市内小学校5年生が博士に関する言葉を書にします。
観覧無料ですので、お気軽にご来館ください。
展示期間:令和7年2月5日(水)~3月2日(日)
※10日(月)、17日(月)、25日(火)は休館
開館時間:9時~17時
場所:石川県西田幾多郎記念哲学館 地下ホワイエ
🌸観覧無料🌸

企画展図録「奥能登の風光」

執筆:石川県西田幾多郎記念哲学館

   浅見洋、髙谷掌子、藤本夏実、山名田沙智子

発行日:2024年11月1日

かほく市史編さん事業の第 1 弾『図説 かほく市の歴史と文化』が刊行されました。
原始古代から現代まで 97 項目を取り上げ、見開き 2 ページの中に、それぞれの専門家が
執筆した分かりやすい文章ときれいな写真が満載の親しみやすいものとなっています。

浅見は「西田幾多郎」「高橋ふみ」「石川県立看護大学」「石川県西田幾多郎記念哲学館」の4項目を執筆しました。

能登半島地震1年 関連番組について (nhk.or.jp)

NHKスペシャル「ドキュメント能登半島地震」

放送日(予定):1月1日 夜7:40~8:39

年始は1月4日(土)から開館いたします。

2025年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

現在開催中の企画展「奥能登の風光」開催期間中
展示室内のiPadで西谷啓治の講演音声をお聞きいただけます。

 ①「西田幾多郎先生の学問」

  (昭和52年6月7日 第33回寸心忌記念講演会/金沢会場)
 ②「西田幾多郎先生のお人柄」

  ( 昭和52年6月7日 第33回寸心忌記念講演会/宇ノ気会場)
   ①、②いずれも講演録「点から線へ」23号に収録。

   哲学館受付、通販にて購入可能です。(1冊300円)

   【通販問合せ先】

    電 話 076-283-6600

    メール nishida-museum@city.kahoku.lg.jp

浅見 洋 ASAMI, Hiroshi

asami@ishikawa-nu.ac.jp

石川県西田幾多郎記念哲学館長石川県立看護大学特任教授

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