藤田正勝『日本哲学入門』講談社現代新書が刊行されています。
2024年2月11日
【目次】
場所と光――生命の機
大地の思想家として 思索九四年の原点(小野寺 功 × 三浦 衛)
[補遺一]中国古典、ギリシア哲学、キリスト教 新井奥邃のコスモロジー(三浦 衛)
[補遺二]カタクリの花(小野寺 功)
あとがき
2月25日(日)の哲学カフェ「おとなは遊んじゃダメ?」の申し込みが始まってます。
2024年2月7日
哲学カフェ
定員各10名(要申込・先着順・参加費無料)
進行:髙谷掌子(石川県西田幾多郎記念哲学館研究員)
あそびの森かほっくるで開催 共催/あそびの森かほっくる/申込は哲学館まで
2月25日(日)「おとなは遊んじゃダメ?」
13:30~15:30
※このイベント以外の時間にかほっくる館内で過ごされる場合は別途入館料が必要となります。
知楽市紙芝居ライブラリサイトURL
年末年始の休館のお知らせ(石川県西田幾多郎記念哲学館
2023年12月11日
盛永審一郎『安楽死を考えるために 思いやりモデルとリベラルモデルの各国比較』丸善出版、2023年11月、2860円
安楽死法をもつ国が増え〔オランダ(2002)、ベルギー(2002)、ルクセンブルク(2009)、コロンビア(2015)、カナダ(2016)、ニュージーランド(2021)スペイン(2021)等〕、また自死支援を法律で許容する国も増え〔スイス(1942)、アメリカのオレゴン州(1997)などの各州、オーストラリアのビクトリア州 (2019)および各州、ドイツ(2020)、オーストリア(2022)等〕る中、本書では、これらの国の安楽死法の内容を分析することを通じて、安楽死法を基礎づけている「人間の権利」、さらにはその権利の根底にある道徳原則を抽出し世界の「安楽死」の法・原理の鳥瞰図を描き出すことによって、我が国の安楽死法議論へのたいへん有益な情報を提供する。
第1章 オランダの安楽死と法
第2章 オランダ安楽死法と倫理
第3章 安楽死法アトラス――思いやりモデルとリベラルモデル
第4章 子どもの安楽死——非自発的安楽死
資料1 世界の終末期医療の最新データ
資料2 世界の安楽死法の比較表
槻木裕『疾駆する馬上の龍樹 空という理と思考の理』法藏館が刊行されました。
2023年11月17日
槻木裕『疾駆する馬上の龍樹 空という理と思考の理』法藏館、2023年10月
「空思想」を言語行為論や記述理論などの分析哲学の成果を縦横に織り込んで考察。従来の弁証法的解釈を斥け、思考の理である論理を尊重したゆえに馬上の龍樹は電撃的に疾駆(迅速に論理的に思考を進めた)しえたことを解明。著者のこれまでの研究の集大成となる書。