新展示
2023年3月28日(火)新展示:西田幾多郎旧宅(京都・田中上柳町の借家)書斎床の間が公開されます。
2023年3月21日
新展示
西田幾多郎旧宅(京都・田中上柳町の借家)書斎床の間
2023 年 3 月 28 日(火)~公開!
場所:哲学館 展示室 2 階エレベーターホール
料金:観覧料 一般 300 円(20 名以上の団体 250 円)、高齢者 200 円、高校生以下無料、
障害者手帳をお持ちの方および介助者 1 名無料
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始、メンテナンス期間
観覧時間:9時~17 時(入室は 16 時 30 分まで)
■京都・田中上柳町の借家
西田幾多郎が京都大学赴任後に住んだ、2 つ目の借家。大正元(1912)年幾多郎 42 歳~大正 11(1922)年幾
多郎 52 歳までの 10 年間を過ごした。この間、幾多郎は京都大学で教授に昇任し、『自覚に於ける直観と反省』
を出版するなど、より一層独自の思想を深め名声を高めた。一方で家庭的な不幸が相次ぎ、妻・寿美は脳溢血で
倒れ寝たきりに、長男・謙は病気で急逝し、幼い娘たちは病気を繰り返した。次男・外彦が「父〔幾多郎〕にと
っても私にも最も思い出の多い家」と回想する、重要な場所である。
平成 28(2016)年まで京都に現存していたが、解体時に保存されていた部材を使って、西田哲学館展示室内
に床の間部分が復元される。
■公開記念講演会
「西田幾多郎旧宅「床の間」復元 もう一つの骨清窟をめぐって」
展示監修をされた福井工業大学・市川秀和教授は、西田幾多郎の住まいについて長年調査・研究を続けてこ
られました。この旧宅解体から復元まで、また西田家の暮らしについて、詳しくお話いただきます(要申込)。
講師:市川秀和(福井工業大学教授)
日時:4 月 22 日(土) 13:30~14:30 〔ホール・無料〕
*見学会(希望者のみ)14:40~15:00 〔市川教授の解説付・要観覧料〕