嶺秀樹『絶対無の思索へ コンテクストの中の西田・田辺哲学』法政大学出版局が刊行されました。
2023年4月30日
西洋哲学の伝統のみならず、当時最新の現象学の潮流とも対峙し、それらとは異なる論理で独自に思索した西田幾多郎と田辺元。絶対無、直観や経験、場所や時間といった主題群をめぐって二人の哲学者は何を共有し、どうすれ違ったのか。フッサール、ハイデガー、九鬼との関係も視野に収め、争点となった哲学的問題の数々を、固有の文脈のなかで丁寧に解きほぐす。全10章・補論3章の最新読解。
- 出版社 : 法政大学出版局 (2023/5/2)
- 発売日 : 2023/5/2
- 単行本 : 402ページ
- ISBN-10 : 4588130366
- ISBN-13 : 978-4588130366