ASAMI, Hiroshi Lab. 浅見洋研究室

お知らせ

哲学館では2023年3月28日(火)から西田幾多郎旧宅(京都・田中上柳町の借家)書斎床の間が展示公開しています。

会期:3月28日(火)~9月24日(日)

京都・田中上柳町の借家
西田幾多郎が京都大学赴任後に住んだ、2つ目の借家。大正元(1912)年幾多郎42歳~大正11(1922)年幾多郎52歳までの10年間を過ごした。この間、幾多郎は京都大学で教授に昇任し、『自覚に於ける直観と反省』を出版するなど、より一層独自の思想を深め名声を高めた。一方で家庭的な不幸が相次ぎ、妻・寿美は脳溢血で倒れ寝たきりに、長男・謙は病気で急逝し、幼い娘たちは病気を繰り返した。次男・外彦が「父〔幾多郎〕にとっても私にも最も思い出の多い家」と回想する、重要な場所である。
平成28(2016)年まで京都に現存していたが、解体時に保存されていた部材を使って、西田哲学館展示室内に床の間部分が復元される。

場所:哲学館 展示室2階エレベーターホール

浅見 洋 ASAMI, Hiroshi

asami@ishikawa-nu.ac.jp

石川県西田幾多郎記念哲学館長石川県立看護大学特任教授

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